“ギフト”が支えるインテリア

akkoko2008-11-05

今日は、空間プロデューサーのT社長とのご縁を頂きました。

表参道や東京ミッドタウン内に、お店をプロデュースされ、
当時の「国産だけで出来るわけないやろ!」という逆風が吹き荒れる中
独自の経験と持論で、国産品のみを扱うインテリアショップという
新しい“風”を起こした方です。


Tさんが考える現在のインテリア業界は

○不況になればなるほど 人は高いものを「よく考えて買う」
○必要ではないものが売れている
○その価格で売り切るには「作り手」と「売り手」の関係がイコールでなくてはならない。


という持論があるそうですが、
日常的な物なのか 非日常的な物なのかが分かりにくくなってきている昨今、
これからは“ギフト”という切り口での産業が伸びていくのだという。


「日本人の特性なんですが、贈り物をするときは見栄をはるんですよ。
プレゼントには、自分のもの以上にお金をかけたりしません?
なので、プレゼントされることによって、ライフスタイルが向上する。
で、例えばそれが破損したら、新しく良質なものを買いたしたりする。
このような、ライフスタイル向上の流れに注目したんです」
と意気揚々と語るTさん。


デザイナーでもなくコーディネーターでもなく、
コミュニケーションデザインを主体とするプロデューサーという仕事 興味あります。