出版不況
長年お世話になった地元の本屋さんが
ある日突然潰れていた。
「店長のおススメ本」は、けして著名な作家ではなかったけれど
ほんまもんの意味で「おすすめ」だった。
その人の趣味や思考、人柄がよく滲み出ていて
「時代に流されない本屋さん」だったのに。
深まるランキング依存。
時代に負けてしまった。
多くのヒトが読んでると思うから、安心するの?
それは今の自分にとって本当に必要?
誰にも触れられることなく 廃盤になっってしまった本達のなかに
きっと私にとっての宝の山が眠っているのに。