本質と現象(その心は?)
「“高い!” て言われて “そうですか。わかりました”
と帰って来る営業マンばかりが増えてきました」
ある企業の社長さんの相談に、長年お世話になっているコンサルさんが「本質と現象」についてお話をしてくださいました。
「熱を出して病院に行ったら、お医者さんは“お風呂は控えるように”っておっしゃいますよね。でもそこで何で入ったらあかんのか?って質問する人はほとんどいないです。
それはなんとなくの知識で“入ったらいけないもの”と信じ込んでいるから。
でも入ったらいけない理由が、疲れるからなのか、ばい菌なのか、湯冷めするからなのか、その理由を知っていれば「どうしても入らなければならない状況」の時に、最悪「何に」注意をして入れば良いのかが分かります」
―本質を知らずして現象に甘んじる―
何が高いのか?を聞かずして帰って来るなってことですね。
営業時代を、思い出しました。