袋小路
今回の相談は、久々に時間がかかりそうです
「今年はがっかりしました」
という言葉そのものには、お客さん自身の悔しさを
感じたけれど、
それをこの1年で示唆してあげれなかったのは
私の感受性の低さが比例してる。
若い発想での提案物は、
既に素材や販売チャネルが決まっている。
企業側の売るタイミングに合わせるとなると、
デザインよりも、テーマやマーケティング提案の
教育に授業方針をシフトさせていかねばならない。
返答としては来年それが大学側に可能か。ということにかかっているのか。
京都式でのデザイン創出が、他府県と違うのは
おそらく企業成長のスピードだろう。
企業バイブルである3ヵ年計画が唯一通用しない街 京都。
京都らしさで打ち出す、絶対に腐らない「しくみ」を考えないといけないなぁ。
ただ、今回はデザイン性の本質よりも、デザインマネジメントに近いご相談だったのが、不幸中の幸いかも。
ものづくりの原点に戻るしか無いか。。。。